稲刈り、本格開始
先週から、コンバイン出動!本格的に稲刈りが始まりました。
かなり大型の機械で、内部におよそ1トン貯めることができるので、軽自動車くらいの大きさはあります。1人がそれを運転し、もう1人が軽トラに受け取り袋を積んで乾燥タンクと往復する、というのが定型です。
作業自体は、慣れると苦でもないですね。というか、私はまだコンバインの運転ができないので(ヤらかすタイプなので、社長が教えようと思ってないっぽいw)、軽トラでコンバインに貯まった籾(穂の部分)を受け取り、作業場へ持ち帰って乾燥機に流し込むことしかしてません。
ということで、1週間〜10日間くらいは雨が降らない限りこの繰り返しなので、仕事ネタは少ないです(´∀`;)
昨日は雨だったので、籾ずりという、貯めていた籾を玄米にする〜袋詰めして出荷準備、という1日でした。これも作業自体はほぼ機械化されており、人間は袋詰の蓋を閉めて出荷用のパレットに置いていく、ということしかしません。機会がじゃんじゃん玄米を作るので、さながら「機械に働かされる人間」的な状況になってます。
コンバインや乾燥機、貯蔵タンク、籾ずり用の数々の機械…過去にも何度か書いてますが、これらの機械が、やはり残念なのです(´・ω・`)
欠けていたり小さかったり異物だったりを弾いて外に出す部分や、精製中の玄米を次の機械に送る排出&受け取りの部分などで、こぼれまくります(´・ω・`)
しかもその排出口には、専用の受け容器がなく、箱や袋を置くにも本体最下部で高さ3cmの隙間しかない、とか使う人のことがあまり考えられてません(´・ω・`)
そして、本体を覆う鉄板の隙間なのか、排出&受け取りの部分なのか分かりませんが、ホコリが舞いまくります(´・ω・`)
そのホコリのせいで次の日の朝は、異常な目ヤニと喉痛に襲われます(´・ω・`)
そして籾ずりが全て完了した11月くらいには、機械の掃除をするのですが…これまたホコリまみれです(´・ω・`)
こんな残念な思いに、一筋の光を照らす方がいました。小松製作所の社長さんです。インタビュー記事の中ではわずかな行でしか語られていませんが、農業では「技術革新が行われてこなかった」と仰ってます。我が意を得たり。今の世の中、もっと使いやすくてメンテしやすい機械が出来るはずなのにね(´;ω;`)