6月のメモ
6月は、先にも書いたように、
田植えがビッグ・イベントでした。
毎日、その日やったことをメモで残しているのですが、
見返してみると…
月半ばまで田植えやってましたね(汗)。
その後は、冬用の白ネギを畑に植えたり、
すでに植えているところの草刈りをしたり。
6〜8月は、本当に雑草が生えたんです。
すんごい生えたんです。
逆に6月は、ミニトマト以外に収穫物がなく、
収入源がミニトマトでした。
知人と話ししたんですが、農業って「産業」に成りきれてないな、と。
まずは、そのスピード感。
いまや日進月歩どころか、秒進分歩の世の中において、
ひとつの作物を植えて収穫できるまで、
早くて3ヶ月。
そして、不確定要素の多さ。
天候はもとより、害虫や土壌の具合など。
旬になると農家の皆さんが収穫できて、
たくさん食べ物が出来るのに、
市場原理的には、採れるだけ価値が下がる…。
生活に必要な食料を生産する立場なんだから、
いっそ公務員でもいいんじゃないか?
とか思いながら過ごしてました。
→自分自身は、今さら公務員にはなりたくないですけどw
秋になったら米が採れますが、専業の方にしてみれば、
「稼げるのが年1回」ということになります。
(これは、漁師さんも同じかも知れません)
こんなスパンの産業ってあります??
失敗したら、手直し出来るのは次の年で、
しかも一発勝負。
怖すぎます。
前々から感じていたのですが、
これからもっと異業種が参入し、システムや機械など
いろいろブラッシュ・アップされていくことが、
今後の農業のために良いことだと思ってます。
我々現場の人たちも、特に若い世代は、
問題意識&解決意欲、向上心を持って望もう!
とか思いながら、過ごした日々でした。